NPO法人 雨漏り診断士協会 NPO法人 雨漏り診断士協会 NPO法人 雨漏り診断士協会 雨漏り診断士協会 概要 NPO法人 雨漏り診断士協会

■目的と理念

建物の最も基本的な機能は雨をしのぐこと。その機能を揺るがすのが雨漏りです。
雨漏りの発生は人々の日常生活の中に物的・経済的損失をもたらし、更には大きな精神的苦痛を与え続けます。
建築時の不適正な施工や経年劣化への対応不備など、多岐にわたる原因から機能が果たされず「雨漏り」が発生し、快適な暮らしに悪影響を及ぼしているのです。
当協会設立以前は、雨漏りの予防・原因究明や修理に対する専門教育機関は存在しませんでした。
真面目に独自で学ぼうとしても、教材も無ければ、近道もありません。正しい知識と技術を得るには相応の努力と豊富な経験が不可欠となります。
それゆえ、たとえ悪意がなくとも結果として雨漏りを見逃してしまう場合や、修理を繰り返しても改善が図れないという事態をまねいています。
特定非営利活動法人「雨漏り診断士協会」は、正確な雨漏りの原因特定や適正な修理が行われるよう組織化されました。
雨漏りに関する『調査研究』『教育研修』を実施すると共に、公正な立場で診断を行う『雨漏り診断士』の登録認定制度を設け、雨漏りの被害を受けている一般消費者の保護と、真剣に取組む技術者の職業能力開発に寄与することを目的とした活動をしております。
■ごあいさつ

人が『生活を営む基本的要件』は、言うまでもなく「衣食住」です。
それぞれがとても大切なものではありますが、「衣食」と「住」には本質的に大きな違いがあります。「衣食」は個々の経済状況や趣向などの変化や経年によって、現状を維持したり、新たな選択をすることは比較的容易と言えます。
それに比べて「住」はどうでしょう。住まいでも事業所でも、造るも買うも一生にそう何度もあることではありません。 その「住」として最も基本的な要素の「雨をしのぐ」という機能が果たされずに、害を被る消費者と「雨を防ぐ・止める」ということに対する覚悟と技術を持ち得ない方が、後を絶たない状況を目の当たりにしてきました。

時代と共に機能・デザイン・構造など様々な進化を遂げているのに、常に雨漏りは発生し続けています。むしろ進化に逆行し雨漏りは増えている現実があります。 言うまでもなく「技術」というものは熟練を要し、習い学び続けることで一歩ずつ進んでいきます。そして本来なら世代から世代へと受け継がれ途切れることなく伝達されるべきものです。
その技術を支える上で大切な技術者としての「心構えや誇り」も含めた縦の継承が、1980年代後半のバブル期という異常な建設ラッシュによって断絶したと言えます。

更には、多種多様の材料や工法が次々用いられ、分業化が進み、それぞれの専門業種が自身の分野にのみ特化する体制となり、他分野との連携が希薄となる傾向にあります。これらの歪みとして、新たなタイプの欠陥が発症してきたのではないでしょうか。

「雨漏り診断士協会」はこのような状況下において、技術者間の連携を取戻し、真剣に雨漏りに取組むという意欲のある方々に向けて必要不可な技術の指導(提供)を行い、一定の技能基準に達する方は『雨漏り診断士』として登録認定し、建築全般に携わる技術者の「雨漏りの診断能力の向上」を目指しています。
共に学び続けて高め合い、意義のあるネットワークを構築して、社会に貢献することが『雨漏り診断士』の大切な役割であると確信しております。
特定非営利活動法人 雨漏り診断士協会
理事長 蓮見 恵一
(一級建築士)
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